モータースポーツ部ログ🎵
尾高です。
今回、少し長いですが、
最後までご覧あただければ幸いです!
前回予告しておりました、
86/BRZレース
に参戦して参りました🏎🏎🏎💨💨
8月30日(日)
大分県にあるオートポリスというサーキットコースで行われ、
多くの有名なプロレーサーに混じり、
本格レースに初参加の我々チームが、
端っこの方でお邪魔して参りました😳😳😳
長崎トヨペットMS部は
ドライバー1名、レースメカニック3名、
広報1名の5名で現地へ向かいました。
(そして、その後本格レースの厳しい洗礼を浴びせられる事となる…)
・8月28日(金)夕方
前日の練習走行、PIT準備作業の為、先にドライバー、
メカニックチームが意気揚々と現地入り
(この時点ではわくわく🎵🎵)
・8月29日(土)トラブル発生日😱😱
7:00
練習走行に向けて、マシン調整。
9:45
1本目の走行へドキドキしながら出発。
10:10頃
新品のサスペンション(無調整)が原因か、
はたまたドライバーの腕か…
100Rというコーナーを曲がり切れずコースアウトしてしまう。
マシンは芝生に乗り上げ、ステアリング操作をするもクラッシュパッドに接触…
フロントバンパー部分を一部破損してしまう…
〈あまりにパニック状態だった為、写真なし〉
牽引フックがねじ曲がっており、
交換には特殊な工具と部品が必要だったが、
調達が困難な事が判明し、翌日のレース参加が難しい状態…
が、
横のPITだった、プロレースチームの
owltech所属の脇坂寿一プロがご自身のPITクルーの方々に、
「協力してあげて」と指示してくださり、
いろいろとお世話になりました。
他にも、、、
TMP様(トヨタモビリティパーツ)、
近くにPITを構えておられた、
カローラ福岡様、福岡スバル様、
には多くのご協力を賜り、
スーパーお世話になる…
11:30
翌日現地入り予定だった広報(尾高)に
「もう来んでよかよ…」連絡が入る😢
ここで!神様が舞い降りる
オートポリス内に工場を構える、
プロピットTMRの松浦さんが曲がって取れなくなった
牽引フックを、
ご自身の工場から工具を持ってきていただき、
切り落としてくれました。
代わりの牽引フックをTRDさんで購入!
どうにか走行可能な状態まで修理ができる。
この時点で14:00…
再びコースへ!
・・・。
(次なる悪夢が…)
先程のマシンフロント部分の修理の際に、
確認が甘かったのか…ある箇所ネジの締め付けが弱く、
走行中、コース内でエンジンオイルを派手にぶち撒け、
コース・ボンネット内をオイルまみれに…
さらにエンジン下部からまさかの
出火!!🔥🔥
レスキュー出動で
急ピッチで消火作業…🚒🚒
この事態にオートポリス側も赤旗…
(赤旗は異常事態発生により、全車両走行中止…
全チーム練習ができない状態になりした…当然プロの方々も…)
コース内のオイル処理が始まります。
同時に我々のマシンもPITに搬送されてきました…
もはや走行不能…
この時15:30…
参加45チームの全PITに謝罪して回る…
(逆に皆様に温かい言葉をかけていただきました😭😭)
ここで今回のレース初参戦は本戦に出ることもなく、
前日の練習走行2本程度で
ただマシンをぶっ壊して帰るという
ほろ苦い思い出と なるはずでした!
が、
先ほどからご協力いただいていた
サーキット中の多くの方々の協力で、
(特にTMRの松浦様、本当にありがとうございました🙇🏻)
ボンネット内のオイル除去作業!
オートポリス内にあるTMR様の
工場にマシンを搬入し、
総出で洗浄作業
(高圧洗浄機を使用し、
すごい効率で作業が進む!)
20:30には再び走行可能な状態に✨✨✨
(ウチのスタッフだけで、通常通り作業した場合、
恐らく10時間ほどかかる作業だったと思います🥺)
この時点で、スリーボンド様、グッドイヤー様、
TRD様、大変お世話になりました🙇🏻
オートポリスにいらっしゃった全ての方々へ
感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました!
〈写真〉
こうして長崎トヨペットMS部メンバーは
全員昼ごはんを食べる時間もなく、21:30にヘトヘトになりながら、
ホテルへ戻ってその後食事。
翌日は全員4:30起きで
オートポリスへ向かう!(クタクタ…)
8月30日(日)
いよいよ本番!
本番前にレース前車検が義務付けられており、
レース参加のレギュレーションに沿った
設定になっているかチェックされます。
車検に通るとステッカーがもらえます!
10:00過ぎ
長崎から応援団が到着!
お忙しい中、遠い中、本当に
ありがとうございましたございました!
多くの苦難を乗り越え
(乗り越えさせていただき)
無事に本番を迎える
(迎えさせていただく)
TMRの松浦さんには、この日も監督のように、
多くの指導をいただきました!
10:30
予選レース開始
我々はプロとは別のオープンクラスで参加。
全17チームでの走行でした。
結果は…
決勝レースのグリッドはこの順位でのスタートとなります!
そして、
あの惨劇から、
まさか、
この舞台に立てるとは…
(号泣)
15:30
決勝レース
本当にど素人の無謀なレース参戦だったと
痛感しておりますが、
今回のレースで得られたモノ…
エンジニア〉
レースメカニックとディーラーエンジニアの圧倒的な
技術力・対処能力の違いを痛感すると同時に、
本当にエンジニアで良かったという充実感
一般的な整備とレースコンディションでの整備の違いを知る!
ドライバー〉
足廻りの調整の大切さ
一度コースアウトした後のメンタルの調整の難しさ
(恐怖感との戦い)
広報〉
伝える事の難しさ
編集の難しさ…
トラブル時の対応に対する己の無力さ…
そして、全員〉
レースに関係する全ての方々の暖かい優しさに
本当に感謝・感激いたしました!
本当に
ありがとうございました
最後に、今回のレース参加が可能になったのも、
我々を送り出していただいた、
長崎トヨペット全社員のご協力があってこそのものです。
本当に
ありがとうございました
次回も懲りずに参加します